ヨーカン長屋から

日暮れにたどる小野家の食卓

フランス 金色のエウローペ

8月28日(月)
家族だけの静かなホリデーにもどる。毎日、午前中プールで泳いで午後海に行くの繰り返し。

天気のいい日が続いてようやく、大西洋の楽しさが体に入ってきた。
地中海ほど暑くないし魚も見えないので慣れるのに時間がかかったのだ。
慣れたらこのおだやかさと爽やかさが浸みるように気持ちよい。

鼓介と新太は仲良くなった近くの子と遊んだり、夫と卓球したり。

ご飯は魚市場とスーパーUで材料を買って作る。やっぱり魚介が美味しい。
特にムール貝は今まで食べたムール貝で一番美味しい。
殻は小振りだが、身がとろりとして柔らかい。火を通しているのに縮まった感じが全然なく、薄皮やふちの筋すら感じず、ウニの食感を思い出すほど。カキもムール貝も1㎏〜500円。あのムール貝こそは一回に2㎏買っても良かったかもしれない。お昼は長いバゲットを二本買って、ハムと野菜を挟んで簡単にしていた。

一度、車で1時間ほどのLa Rochelleという港町に遊びに行った。
途中で壮大なひまわり畑をいくつも通過した。種から油を取るのだろうか、気が遠くなるほどのひまわりが頭を下げて立っている。花びらが落ちて茎も茶色くなったひまわりの畑は、錆びたシャワーがずらーーっと並んでいるみたいでもあり、歩き出しそうでもあり、おもしろい。

9月1日(日)
La Faute Sur Merを出発して、北に向かう。また牧草地帯と淡い牛の群れ。

ギリシャ神話を思い出す。ゼウスが美しい牡牛に化けて女神エウローペに近づき、背中に乗せてクレタ島に連れ去った。エウローペが逃げ回った大陸はヨーロッパと呼ばれるようになった。エウローペの丘は見事な金色だ。円筒型に束ねられた干し草まで大地の栄養と太陽でふっくらしている。

ルーアンという街道沿いの町で一泊。ビストロで外食。夫はボラのソテー、わたしは鴨のアプリコット煮込みを食べた。翌日、最後の食事はクレープリーにてそば粉のガレット。鼓介が頼んだ塩キャラメルのクレープも美味しかった。

小野家の新記録11泊12日のフランス旅行。フランス北西部は家族で毎年行く海という感じがして、とてもよかった。

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フランス 金色のエウローペ」への2件のフィードバック

  1. Minaco Kimura 2013年9月3日 2:51 am

    ヨーロッパの空気をむさぼるように、素敵なバカンス記を読んだ〜。いつかお供したい〜。
    ブライトンの海からあっちはフランスなんだよな〜と思ったことを思い出した。
    10月にはさっちゃんと大輝がこっちにくるみたい。大輝は2人のお姉ちゃんにもみくちゃに可愛がられることでしょう。

    • kazuebi 2013年9月7日 11:13 pm

      いつか一緒に行きたい。印象派の名作の中を旅してきたみたいだった。今度は夏、浮世絵の中に入りに行きたいです。さっちゃんと赤ちゃん楽しんでね。

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