ヨーカン長屋の日記

日暮れにたどる小野家の食卓

カテゴリーアーカイブ: 健康

風邪ビンゴ

冬の女王に息吹きかけられて鼓介、新太、夫と順番に風邪を引く。

小学五年生になり反抗期の鼓介。風邪引く前から感じ悪かったのに風邪の間は依存度も上がり、こんなに態度の大きい甘えん坊って何なんだと腹が立つ。最近気に入ってるらしいEd SheeranとSam SmithもMinecraftのゲームも頭痛がするからと触れず、室内遊びは総崩れ。仕事の忙しいこの年末に3歳児並みに相手してやらねばならず疲れた。プレミアリーグ、ワールドカップ出場国、スポーツの名前。などなどスポーツしばりのビンゴを10回もやらされた。3、4日鼓介の食欲がなかったので冷蔵庫の食材が全然減らないのは楽だったけど、風邪が新太に移って回復するなりクッキー作り。もう振り幅が大きくてついていけないわ。
IMG_0121
お兄ちゃんが怒られている時期ほど安定している新太。看病にも手がかからない。発熱後から自主的にベッドに入り24時間サナギのように眠って回復。部屋遊びも上手。
IMG_0128

家でひとりになる瞬間が全然なくて、視線だけをぼーっと庭と逃がす。うちの一帯はゆるやかな坂に立っていて庭向かいの家々はちょっと土地が高い。だから方々からうちの庭にボールが集まってくる。
IMG_0126
夕飯 鮭のムニエル、ローストポテト、コーンポタージュ

広告

聖夜の薬

12月24日
wonderfulという言葉はクリスマスに生まれたのかなと思うこの季節。今年もロンドンで迎える楽しい聖夜。

クリスマスイブの午後はBattersea Arts Centreに “Good Neighbour”を観に行った。

記憶喪失の主人公ジョージに頼まれて、観客が古い劇場の中を探検する参加型の劇。屋根裏の女、思い出管理人、喋る電灯などに出会ってジョージのことを尋ねて回る。やがて古い新聞から1909年12月20日に劇場近くで火事があったこと、その現場にジョージがいたことが判る。火事は実話で隣人を助けて亡くなった実在の人がいたそうだ。

ジョージの過去を探す中で、観客も記憶の奥から何かを引っ張り出して温め、また大切にしまうという作業を数回行う。だんだん心が柔らかくなる。小さい扉の向こうに『笑いは最良の薬』という英語の諺が隠れていた。この一年楽しいことも新しいこともたくさんあったが、ほんとうに心配事が多かった。来年も大事な人たちのぶんまでたくさん笑おう。

クリスマスプレゼント、セット完了。おやすみなさい。

Battersea Arts Centre


photo (24)

昼食 肉まん、焼きおにぎり、ふのりの味噌汁
夕食 ケールとベーコンのスパゲティ、バニラアイス

純粋なふたり

土曜日の朝、新太の水泳教室の時間に日本の妹から電話がきた。

涙声で「お姉ちゃん、今だいじょうぶ?」
緊張。視線は新太のスイミングに固定したまま先を促すと「ママがだめみたい。最期にお姉ちゃんと話したいって」

母は昨年二度入院した。大事には至らなかったが、持病の心臓、視力、リウマチを抱えて70歳を迎え、晩年に入った。わたしの方から電話する回数も増えた。

電話口に母が出る。今日お父さんが出かけている間に頭がくらくらしてきて、鼻血が止まらない。これはだめだな、という感じが自分の体だからわかるのだと言う。

背泳ぎする新太をぐっと睨みながら聞いたばかりの声を高速で巻き戻し、再生。判断する。
よし、わたしもわかる。お母さんは大丈夫だ。

確かな手がかり待って黙しながら、実際危ないのだとしたら、とも考える。やがて母の方から葬式は密葬にして欲しい、親類、盲人協会のみなさんにも言わないで欲しい、あんた達ふたりのことはお父さんに・・・といつもの死後談の調子が出てきた。続いて、ガンを患っていた箱根のお兄ちゃんが先日亡くなったと。ああ死神の影はこれであったか。それから「この電話のこと達也さんに言わないで」とぶっきらぼうになって電話を妹に渡した。わたしは妹を励まして電話を切った。

翌日妹に電話をかけて状況をくわしく聞く。やはり寒さで弱ったところに身内の不幸が重なり怖かったのであろう。今まで聞いたことのない母の生い立ちの話などはじめたので妹が先に動揺してしまったらしい。母もそれに応えるようにふと旅立ちの心持ちになった。そこに鼻血が出てふたりでパニック、一向に血が止まらずそのまま死んでしまうと思ったようである。激情型母娘。想像通りの想像力。
家族のドラマはまだまだ続く。がんばれ。春になったら待望の姉、里帰りである。

昼食 回鍋肉、ごはん

夕食 ツナとわかめの炒飯、豆腐のお吸い物

夏休み1日目

ついに来た夏空が!

プールに猛進。Brockwell Lidoで泳ぐ泳ぐ。毎日行きたい。I love summer。

昼食 パンとカリフラワーのチーズグラタン、セロリのスープ(こども、わたし)干しえび炒飯(夫)

夕食 焼きそば(こども)カリフラワーとじゃがいものインドカレー、フリルレタス(おとな)

引き潮のごとく

この冬から生理前になると免疫が落ちるようになった。微熱とか吐き気とか妊娠初期のような症状が多くてそのたびに緊張していたが、やっと今月になって偶然ではなく体の変化だと悟った。今月は月の風邪が治ったあとも喉の痛みが続いている。これは単なる冬の風邪だ。昨日ついに中華ショップで買った貴重品のレンコンをすりおろして生姜を加えたとろとろ汁を飲み始めた。

今日はロンドン北部からIT嫁仲間のまどかちゃん一家が遊びに来た。途中までやよいさんときょうちゃんもいた。こども4人色んな組み合わせでよく遊び、親は5時半かっきりから乾杯して、素晴らしい1日。夜の最後にもレンコン汁を飲んだ。

昼食 こどもと作った餃子80個、ひじきご飯

夕食 炒飯(こども)、さばフライ、サラダ、パン、ロールケーキ(おとな)

薄切りローストポテトにさばフライを乗っけてオレンジを絞り、身を崩しながらまぜる。サラダと一緒に食べる。

風邪ひきたくない

体感零度の日が続く。頑固に薄着だった鼓介も自発的に長袖Tに長袖セーターを重ねるようになった。

朝から爪先が冷え、のどが腫れ、いやな体調。葛根湯を飲む。

今夜はパブ、明日からブライトン、日曜はこっちに戻って海鮮キムチ鍋をする予定がありさらに月曜から鼓介、新太がハーフターム休暇で一週間家にいる。風邪を引きたくないタイミング。

予防に体を動かそうと思ってスイミングに行く。外気が寒すぎて館内に入ってすぐカフェでホットチョコレートを注文。甘過ぎる。プールはいつもより水か冷たい感じ。レジャーセンターを出た後も爽快感がない。フィジカルの作戦がだめなら心理作戦で、古着屋に入り買い物に熱中してみる。3,000円ほどでアラン編みの厚手セーターを買う。家に帰って薄手のウールのコートを重ねて着たらとてもあたたかい。

昼食 マフィン ホットチョコレート(わたし)ツナとコーンのチーズパスタ(夫・新太)

夕食 北欧風キャセロール

水中めがねのおしゃれ

水曜の午前中はEast Dulwichのレジャーセンターで泳いでいる。

やはりここも年が明けてから人が増えてきた。おばあちゃん達が平泳ぎでレーン遊泳している。たまに水中めがねのおばあちゃんがいると必ずレンズは透明フレームは派手色。これが目がぱちくり見えてかわいい。帽子着用のきまりはない。帽子の人は少ない。今日は紫色のロングヘアーのおばさんが髪を扇状に広げて背泳ぎしていた。最後の方に気づいたのだがプールの底には端から端まで潜水しているこどものようなおじさんもいた。クロール5分、平泳ぎ15分、背泳ぎ5分してシャワーを浴びて幼稚園のお迎えに行く。

昼食 豚野菜炒め ご飯

夕食 トマトパスタ

さんりんぼう

今日は悪い日だった。

一日のうちで朝は家の鍵を忘れてロックアウト(駅に向かう夫をつかまえて鍵をもらう)、車の窓が開けっ放し、昼には車の鍵をなくす(ごみ箱から発見)。夕方、今日は鍵と車に注意しなくてはと思って慎重に運転中していたところに目の前でバイクが転倒。怪我がなくて本当によかったが泣きそうな気持ち。こういう日を三隣亡、さんりんぼうというのだそうだ。

昼食

カレーライス(エマの家で)

夕食

ご飯、肉団子スープ、鰯の塩焼き、ほうれん草のサラダ(まりちゃんの家で)

篭城

お昼にさっちゃんが遊びに来た。半日家でゆっくりできて良かった。鼓介のお迎えも一緒に行った。みんなでケーキを食べてから神経衰弱をした。次は泊まっていってもらおう。

夕方、兄弟喧嘩と鼓介の口答えが頭にきて料理を放り出し、寝室に篭城してやった。オイオイと泣いてすがってくる鼓介に気分を逆撫でられ、頑に部屋から出ない。新聞とレシピ本を読み心を鎮静。ようやくドアを開けてやる。和解の瞬間から新太の名演技。夕飯の時間も大きな声で「これおいしいなあ」を繰り返す。お昼も全く同じもの食べたのに。

夜スポンジケーキを焼いた。わたしは卵湯煎派。シャロンの家の古いオーブンに比べたらずっと楽になった。ボウルに残った生地をカップケーキの型で焼いて明日こどもにあげようと思ったけど食べてしまった。

昼食

ごぼうの炊き込みご飯、梅干しととろろ昆布のすまし汁、芽キャベツのガーリックソテー

夕食

ごぼうの炊き込みご飯、スイートポテトのキャラウェイロースト

大いなる眠り

昨日学校のお迎えの3時半から今朝5時まで眠っていた新太。早朝一番「お腹空いたー」それしかないであろう起き抜けの発声。鼓介に「下に行って新太にはちみつトーストを作ってくれ」と乞う。はちみつ好きなだけ舐めてよし、の交換条件で取引成立、階段を降りて行く長男の後ろ姿に手を合わせて二度寝に戻る。

East Dulwichのスポーツセンターまで今日は自転車でスイミングしに行く。プールから上がったら携帯に夫から立川談志逝去のメール。

先日、里帰りお楽しみ企画でよみうりホール「市馬、昇太、喬太郎」のチケットを取った。使えないチケットぴあの購入システム、心もとない高田文夫事務所の対応など色々あったのだが、今頃は無事に実家に届いているだろうか。

泳いでいる間にもう一件留守電、北ロンドンに在住の女性から「e-bayからあなた宛のラグ(全長180㎝)が間違って配達されてきて困っています」と。わたしがオーダーしたものに間違いない。すぐに連絡して両方からクレームのメールを出すことに。彼女のメールをc.c.してもらうがその文面。これが英国式クレーマーズ・マナーなのね。コピーして使おう。

お昼、幼稚園から帰る途中で新太が眠りに落ちる。今日も12時から4時までお昼寝、起床後むしゃむしゃとバナナを召し上がる。今からルーカスの家に鼓介を迎えに行く。

朝食

トースト、もやしの味噌汁、ヨーグルト

昼食

ワンタン(わたし)バナナ(新太)

夕食

ローストチキン、温野菜(こども ルーカスの家で)

鶏ご飯、大根の煮付け、野菜の卵とじ汁(おとな)

パンケーキ2

火曜日は幼稚園でガーデニング。園児と雑草を抜いてにんにくとそらまめを植える。にんにくは丸ごと土に埋めるだけ。

今日もおやつにパンケーキ。

学校の帰りに新太が自転車の上で眠ってしまったので鼓介にお金を渡して卵を買いに店の中に行ってもらう。嬉しそうな顔で卵を抱えて戻ってきた。パンケーキも鼓介に焼かせてみる。上手にきつね色をつけてひっくり返しお皿に乗せてくれる。いつかサッカーを辞めたらシェフになるという台詞でわたしを感動させた今年の鼓介、かっこいい。パンケーキを焼くとせっかちの矯正にも良いかもしれない。夫は胃腸が優れず在宅勤務。わたしも何だか風邪をもらった気がして夜9時にベッドに入った。隣で夫が落合のYou Tubeを観ている。

朝食

トースト(クリームチーズとはちみつ、ママレード)、海藻と野菜のスープ、ヨーグルト

昼食

おかゆ、梅干し(夫)

ハムチーズサンドイッチ(わたし、新太)

夕食

しめじの和風スパゲティ、じゃがいもともやしの味噌汁

on the beach

とつぜん新太が歩けなくなってしまった。寝起きから間もなく「足が痛い」と言って移動はケンケンとハイハイ。早朝で誰も現場を見ておらず、ちょっと泣き声が聞こえても誰も起きてあげず。「どうしたの?」と何回聞いても返事は「…beach」海の夢でおねしょでなくねんざを??

とにかく腫れているので辞書で打撲と捻挫を調べ、大きな病院に連れて行く。あまり重傷ではないから試しにいつもと違う所にしてみようと思ってLewisham Hospital。産科の評判はKings Hospitalの圧勝だったけれど、今回でLewishamの救急の方が清潔で好感と知った。診察、レントゲン、小児科と回されて2時間。骨に異常なしで安堵。病院に行く途中、車のブレーキランプの球が両方切れていることに気がついた。怪我の巧妙、ありがとう新太。

結局夕方日本語クラブで遊んでいる間にそろりそろりと再び歩き始めて、帰る頃にはスクーターに乗る。痛い方を軸足に得意の高足走行でいつもの新太になっていた。夜寝るとき、今日はビーチにいっちゃだめだよと言っておいた。

昼食 せんべい(わたし)青菜おにぎり(あらた)

夕食 タラコスパゲティ、羊羹